集会・イベント

●障害者虐待差別と闘ったドキュメント
  「人間を取り戻せ!大久保製壜闘争の記録」6月17日に上映会

 仲間は素晴らしい!


 〈会社は、「労働者は、(特に“障害者”や“知的障害者”は)自分で考えることなどできず、ケチで臆病で怠け者で、まして人のために闘うことなどできっこなく、虫けらと同じで、一言で言えば無能なのだ」と信じ込んでいるし、またそうであってほしいのだ。実際はどうか。労働者・大衆こそが最も仲間のことを思い、差別を憎み、搾取と闘い、身を犠牲にしても闘う勇気を持っている。……敢然と闘い、どんな迫害にも屈せず闘い続ける能力を持っている。仲間は素晴らしい。〉


 これは1975年の36名の身体・知的障害者の仲間とキリスト教会籠城闘争からスタートした大久保製壜闘争5年目当時の私の感想文です。この感想は、21年9ヵ月間の大久保製壜闘争中も、また1997年に全国から多大な支援のもと全面解決を勝ち取った時も変わることはありませんでした。


 「受けた支援は運動で返そう」の大久保支部の方針を受けて、全面解決後の5年目、2002年に28年間の製壜工に別れを告げ東部労組本部オルグとなり、東部労組運動で出会うすべての仲間への思いもまったく同様でした。
 「名ばかり店長」と闘う東部労組コナカ支部。超長時間労働と闘い、塩田支部委員長の不当解雇撤回を実現させ、最高裁判決で「偽装みなし労働」の全面勝利判決を実現した旅行添乗員のHTS支部。51歳雇止めを粉砕し見事職場復帰した市進支部。過労自死の娘の無念で闘うワタミの父母。非正規差別と敢然と闘うメトロコマース支部の女性たち……。

 大久保製壜闘争での総括は強まることはあれ、揺ぐことはありませんでした。

 

 昨今、労働争議が不幸であるかのような言説で、そのためには団体交渉の席上でも怒ってはダメだとか、逆に経営側をリスペクトすることこそが大切だと主張して揮らぬ労組オルグまでいます。

 自分が臆病だから、自分が階級的立場を捨てたからといって、みんなも労働者も障害者も臆病扱いにするな。仲間は素晴らしいのだ。(長崎広・東部労組副委員長)

【上映スケジュール】

 

 上映  『人間を取り戻せ!―大久保製壕闘争の記録―』
       制作=ビデオプレス40分


 日時 2017年6月17日(土) 上映15:00〜


 場所 明治学院大学2401教室(東京都港区白金台1−2−37)


 主催 明治学院学内社会学会

 

 

●「岩崎松男さんを偲ぶ会」のご案内

 2017年2月28日、岩崎(溝口)松男さんが、自宅のある鹿児島で病気のため逝去されました。

 岩崎さんは1949年大分県生まれ、国労闘争団のオルグとして長く東京で1047名解雇撤回闘争を闘い、さらにコッタジ応援団の仲間と韓国の労働運動・文化運動との連帯をすすめるなど、多方面で活躍されました。
 わたしたちは、このたび、下記のように岩崎さんを偲ぶ会の開催を呼びかけさせていただきます。岩崎さんと交流のあったみなさん、どうぞご参加ください。


★呼びかけ人
  瀧秀樹(協同センター・労働情報)  尾澤邦子(コッタジ応援団)
  名古屋哲一(元郵政4・28ネット)  佐々木有美(ビデオプレス)

 

  〈岩崎松男さんを偲ぶ会〉


 日時 : 6月24日(土) 13:30開場 14:00〜17:00


 会場 : スペースたんぽぽ
  (東京都千代田区三崎町2−6−2ダイナミックビル JR水道橋駅下車5分)


 会費 : 2千円/ワンドリンク・おつまみ付き。
      飲み物・食べ物の持ち寄りも歓迎です。


 問い合わせ : 協同センター・労働情報(瀧) 03−6912−0544
        ビデオプレス (松原) 03−3530−3588

 

 

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